- 2020.12.23
朝の路
我が家から福井市内への路。 国道8号線を通らずに あえて里山超えの路。 連なる低い山々に立ち込める霧。 山の呼吸の様で、 生命力を感じる。 まだ冬は始まったばかりだけど、 早春へと続いている季節。 この山のそこかしこに 寒むさの中 じっと早春を待つ山菜あり。
SASAKIKIYOMI.COM 郷土料理研究家/フードディレクター 佐々木京美の日々の事、仕事の事、地域の食と料理。
佐々木京美のそこにある、素朴でシンプルな「暮らし」を綴ります
我が家から福井市内への路。 国道8号線を通らずに あえて里山超えの路。 連なる低い山々に立ち込める霧。 山の呼吸の様で、 生命力を感じる。 まだ冬は始まったばかりだけど、 早春へと続いている季節。 この山のそこかしこに 寒むさの中 じっと早春を待つ山菜あり。
リズミカルに蕾ら。一粒一粒に花びら達が待機中。むむむ、もうすぐたまらなくなって弾けそう。 オダマキさんも、もうすぐだ。ムスカリさんは、もうすぐ次の花々にバトンを渡す準備中。 植物達は変わりなく、その場所で巡り行く。 振りかえれば、ほんの数十年前この場所で暮らした人々は、ほとんどの多くの時間をその集落で過ごしてた。それを自粛とは言わない。 この植物達の様に、、、