- 2020.12.23
朝の路
我が家から福井市内への路。 国道8号線を通らずに あえて里山超えの路。 連なる低い山々に立ち込める霧。 山の呼吸の様で、 生命力を感じる。 まだ冬は始まったばかりだけど、 早春へと続いている季節。 この山のそこかしこに 寒むさの中 じっと早春を待つ山菜あり。
SASAKIKIYOMI.COM 郷土料理研究家/フードディレクター 佐々木京美の日々の事、仕事の事、地域の食と料理。
佐々木京美のそこにある、素朴でシンプルな「暮らし」を綴ります
我が家から福井市内への路。 国道8号線を通らずに あえて里山超えの路。 連なる低い山々に立ち込める霧。 山の呼吸の様で、 生命力を感じる。 まだ冬は始まったばかりだけど、 早春へと続いている季節。 この山のそこかしこに 寒むさの中 じっと早春を待つ山菜あり。
大根と柿の ひらひら甘酢漬け 薄さがポイント。 ひーらひら。 ==== スライサーで薄く薄く。 塩をして待つ。 固く絞る。 お酢にも美味しさの秘密あり。 ↑ 数時間後。 薄いので味は染みている。 二日目 ↓ 柿の表面から柿の甘味が出てきて その上、とろりんも加わる。 更に、 上質で個性的なオリーブオイルをかける。 ワンランクアップ! 和食だけど、和食じゃない。 ほんと美味しい。 大 […]
今シーズン四度目 柚子味噌作り 柚子の皮の削り方 味噌の配合 甘味の種類 私の柚子味噌ストライクゾーン 見えてきました。 ふろふき大根も良いけれど 焼きおにぎりも美味しい ============= 新米で握る。 味噌を塗る。 焼く ちょっとした焦げ目 味噌の香り そして、 ふわっと 柚子の香り
それは、山菜の季節の終盤。 友人たちと案内人と共に山に入りミズブキを収穫し塩漬け。 一方、例年のごとく直売所で買った山椒の実を塩水瓶詰め保存。 固めに茹でて、かなりの塩をして重石。(↑ 漬けて2週間後位。色も鮮やか) その後、暑い暑い真夏あたりには、危ない感じもありましたが、 晩秋を迎える頃には落ち着いてきたので、試に樽あげしてみました。 (左下)樽上げ後 […]
何があろうと、季節は進む。 筍が顔を出せば、 山椒も葉を広げてる。 季節の追随。 なんだかんだあるけど、 いつもの季節のものを口にして おちつく~~ぅ、おちつけ~~ 掘ったその日だからこの食べ方。シンプルに、塩とオリーブオイル そして、山椒の葉。 柔らかな筍の香りには、 ライトフルーティーなオイル。
塩抜きして、加味(同時に梅の風味も栄養素も美味しさも抜ける)調味梅干し。 世に出回るほとんどは、調味梅干しです。 ==== 塩分濃度だけで判断せず、もっと大きな視点で、日本人が生き抜く要素が凝縮している梅干しを、今こそ見直してほしいと感じています。 ==== 今年は「黄金の梅」でmy梅干しを!! とっても簡単です。 緊急企画!長期の非常時に役立つ「日本の食の知恵」第1回
この時期に出回る山菜。 わさびの葉。 ツーンとくる辛さを残すのは時間との勝負。 写真を撮る間もない。 米と里山季節の物で、 美味しく生き延びる可能性。 野良に自生、 庭の三つ葉は香りも力強い。 鶏むね肉と三つ葉と紫玉ねぎのピクルスの和え物サラダ。 オリーブオイルで、食材が融合。
山椒味噌、 先ずは定番で頂きます。 はーーー、脱力。 気づかない内に力が入ってた事を気づかせてくれる山椒の香り。 山椒有り難う。 フキの甘辛煮。 今回は、やや長めに下茹で。 食間の違う筍も良い仕事。 フキと山椒の個性的な香り、 そして筍の和かな香り、 あーー、ご飯がすすむ 筍と薄あげとふきの煮物。これには、福井の薄あげ必須。 お揚げが、他のみんなに油のコクを与え、 筍からは風味と、フキは独特のえぐ […]
リズミカルに蕾ら。一粒一粒に花びら達が待機中。むむむ、もうすぐたまらなくなって弾けそう。 オダマキさんも、もうすぐだ。ムスカリさんは、もうすぐ次の花々にバトンを渡す準備中。 植物達は変わりなく、その場所で巡り行く。 振りかえれば、ほんの数十年前この場所で暮らした人々は、ほとんどの多くの時間をその集落で過ごしてた。それを自粛とは言わない。 この植物達の様に、、、